
A1ドッグフィットネス&ウェルネス

IAALP DOG FITNESS

IAALP ドッグフィットネス
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IAALPドッグフィットネスの有効性
IAALPドッグフィットネスを通して愛する犬の身体への気づき、体の機能を意識することで、自ずと自分自身の健康に対する意識も高まるでしょう。ドッグフィットネスの様々な運動は人の運動の原理と似ているため、人も一緒に楽しみながら運動することができます。ひとりでは運動をしない人も愛する犬と一緒、犬のためなら楽しく運動ができるのではないでしょうか。ドッグフィットネスにより、犬に頭を使って身体を動かす機会を与え、散歩だけでは培われない筋力、バランス機能、柔軟性、持久力を向上させるとともに、身体意識の向上や達成感により自信をつけることで、メンタル面にも好影響を与えることができます。
●身体の調整(コンディショニング)
●体全体の動きの改善
●不安定になりがちな背中と後肢のバランスを良くし、歩様を改善
●バランスを取れた身体の使い方を自ら学び、それにより落ち着きを覚える
●免疫力の向上
●筋力増強
●身体バランスの維持・改善
●身体意識の向上
●カロリーの消費・適性体重の維持
●自律神経の調和を促進
●精神面での活性化
●心の安定感、幸福感の向上
●自信を与える
●家族との絆が強くなる
一般社団アニマルライフパートナーズ協会旧HPより引用
POSITIVE DOG FITNESS
ポジティブ・ドッグフィットネス 〜犬にとって楽しいフィットネスを〜
犬にとってフィットネスは楽しいことでなければいけません。常に犬がリラックスして積極的にエクササイズを行なえるように工夫することが重要です。犬が自ら感覚しながらその動きをおこなうことで、犬が自らの固有受容感覚を使い、正しい体の位置や正しい動きを理解します。それらを感覚し、理解するには、緊張せずに感じ取る心の器がなくてはなりません。緊張や不安な状態では、過剰な努力に終始し、運動を感覚する余裕がなくなってしまいます。
IAALPドッグフィットネスは、感情=精神=身体のバランスを重視したホリスティックなフィットネスです。行動学を取り入れ、洞察力を高めることで、犬の気持ちや感じていることを理解すること、信頼関係の構築、犬のモチベーション向上を重視しています。大切なのは目の前にいる犬に合った方法でコミュニケーションを進めることです。そして、フィットネスが犬にとって恐れや強制でなく、楽しくハッピーなものであることです。トレーニングとは“教える”ことではなく“学習を生み出す”ことです。一方通行なコマンドではなく、犬自身の動きを最大限に引き出し、円滑で有効性の高いフィットネスを行ないます。
犬が犬として心が満ち足り幸せを感じるためには、犬自身に自ら考えるチャンスを与え、そして身体を動かせるチャンスを作ることが必要なのです。IAALPドッグフィットネスを通して犬たちにそのような機会を与え、また毎日の散歩に加えて適切な運動を行わせることで、犬の体と心のコンディションを整えることを目指しています。
パピーからシニア犬まで
パピーの時期には、筋力や柔軟性といったフィットネスというより、精神面でのキャパシティーを広げ、自信をつけさせ、情緒を安定させるためのメンタルフィットネスとしてのが有効性があります。ぐんぐんと成長する身体に意識が追いつけるよう、固有受容感覚を高めるドッグフィットネスが有効です。
例えば、低いバランスボールを転がしたり踏みしめたりすることで、身体のバランスを取りながら自身の身体の使いかたを覚えることができます。また、バランスボールに付いている突起が身体に触れることで、身体意識の向上にもつながります。パピー自身が自らの身体の輪郭を認識することで、情緒の安定を促すことができます
シニアドッグへのフィットネスは、老齢による身体の機能の衰えを遅らせ、日常の体の動きを良好に保つ手助けとなります。筋力の維持、バランス力の調整、固有受容感覚の維持、それらの適度な運動は身体面のみならず精神面での良い刺激となり、認知症のリスクを軽減させることが人の医療で証明されています。
<日常動作、体全体の動きの維持改善>
老齢による筋量の減少や体の一定部位の痛みにより、身体をバランス良く動かすことがしにくくなり、日常動作での整合性のある動きが取りづらくなります。そういった動きを日常的に繰り返し行なうことで、筋量の減少や関節への負担、他の部位への負担が生じ、それらは不可逆的なものとなります。その犬に合ったフィットネスを適正に行なうことにより、筋力を維持し、バランス良く体を動かせるような練習をし、体全体の動きや日常動作をスムースにおこなえるよう手助けすることができます。
<心のケア>
年をとり身体能力が減少し以前に比べて活動が減ることで、退屈に感じたり、フラストレーションを感じることもあるでしょう。特に若いころアクティブにスポーツなどをしていた犬はなおさらです。ドッグフィットネスを通して精神面にも刺激を与え活性化させてあげることができます。老齢になっても新しいことが学べるのです。
愛犬との絆がさらに強くなる
ドッグフィットネスを通して犬と一緒に何かをすることが増えます。犬を励まして、犬ができることを選択し、それを達成させることで、犬も自信に満ちあふれた顔をしてくれます。そんな時には必ず人も「こんなことを自分のワンちゃんができると思っていなかった!」と喜びにあふれた顔をしています。人が喜び楽しそうであると、犬も幸せで、心の状態が整い、情緒が整います。
双方にとって新しいこと、一緒にできること、心身の健康に役立つことを提案することで、犬との暮らしもさらに充実したものとなるでしょう。